nefunefuの日記

精神疾患や障がい者の理解が深まれば嬉しいです

精神疾患の薬は体質などで逆効果にもなりやすい

私が約20年精神薬を処方されて一番具合を悪くしたのはダントツでジェイゾロフトです。

 

 

今から12年前にそれまで長く飲んでいたデプロメールから新しい病院へ移ったこともあり、当時はSSRIの中で一番新しい薬でした。

 


服用して最初の3日でトイレに行くのがやっとで死にたいけれど死ぬ元気がないといった最悪な状態になりました。次の二週間後の診察ではフラフラの状態でいき、一ヶ月試して効果が出るか観察しましょうと言われました。うつ状態で主治医に意見をいう力もなくて計一ヶ月、自分には逆効果なジェイゾロフトを飲み続け、体重も10キロ落ちました。完全に寝たきり状態でした。

 


一か月が経ち、このままでは死んでしまうと自分の意思で前から服用していたSSRIデプロメールに戻しました。

 


わずか1日で寝たきりのうつ状態から躁状態に変わりました。どん底の日数が長かった分、かなりぶっ飛んだ躁状態になり母はノイローゼになるくらい、友人にも暴言ばかりでほとんどの友人を失いました。

 


あえて良かったことと言えば、うつ病という診断から8年近く掛かって双極性障がいII型だと分かったことです。治療方法も違うし今まで知らなかった自立支援、障がい者手帳、障がい者年金の手続きも出来て、審査にも通りました。

 


これ以上、薬が合わなかったことはありませんがエビリファイは手足の震えが止まらなく、すぐに中止しました。

 


去年の秋に入院してから双極性障がいの薬がガラッと変わりましたがクエチアピンは食欲増進の作用が高く、代謝も落ちやすいのか最初は凄く太りやすい薬でした。

三ヶ月くらいして食欲は元に戻り、筋トレや散歩の運動を取り入れて、今は増えた分の体重がほぼ前と同じくらいに戻りました。

 


精神疾患の薬は多くの人に良い作用を促す分、少数の患者さんにはとんでもないことに作用を引き起こす可能性があることを多くの方に知っていただきたいです。